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【メディア掲載】コンバーテック(2020.12)にZEECOMが掲載されました

コンバーテック(2020.12月号 株式会社加工技術研究会 発行)にゼータ電位・粒径分布測定装置ZEECOM ZC-3000の投稿が掲載されました。

検査・計測と品質管理

顕微鏡画像解析法によるゼータ電位および粒径の評価 ~ゼータ電位・粒径分布測定装置ZEECOM ZC-3000 (株式会社マイクロテック・ニチオン 伊東康平)

コンバーテック 2020.12月号

抜粋

微粒子はコーティング技術と関わりが深く、薄膜等への機能性の付与などに用いられる。その素材はポリマー、セラミック、金属、カーボンなど目的に応じて様々で粒子形状や凝集状態なども異なる。しかし均一に分散していることが樹脂等への添加で重要であることは共通している。このため、分散液中での粒径やその分布と表面性状を示すゼータ電位を把握する分析が開発から応用まで幅広く行われている。これは、フィルムやインク、コート剤等の研究において、粒子の合成や添加などの各工程で有用なパラメータとなる。顕微鏡画像解析法は、このような微粒子分散液を分析する手法として、個別に粒子の性状や分布を評価する顕微鏡観察と光散乱等のシグナルを解析する分析機器の中間的な特徴を持つ。本方式は、顕微鏡でブラウン運動や電気泳動などの現象を把握し、画像解析でこれを数値化する。実体観察と光散乱法による計測の双方の利点を持つことが、特に分析や解析に課題のある素材開発で有効な情報を与える。本稿では、当社製品であるゼータ電位・粒径分布測定装置「ZEECOM ZC-3000」(写真1)を例としてその特徴と測定例を解説する。

コンバーテック2020.12月号

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